はじめに
スマホが普及している世の中、もちろんそれを提供する会社(キャリア) の種類もかなり増加しています。
それに伴い各キャリアの価格競争が激しくなっていますが、多様なプランや価格があり過ぎて、どのキャリアがベストなのかがよくわからない状態です。
そこで今回、”価格”という条件で各キャリアを比較 して、
どこが一番安いのかを検証していきたいと思います!!
社会の現状
スマホの普及率が92.8% となっている現代社会です。
もちろん、本記事を読んでいる皆さんもスマホを所有しているかと思いますが、スマホを持つ上で不可欠になってくるのがSIMカードというものです。
SIMカードとはスマホの脇に入っている小さなカードのことで、そこに電話番号の情報や電波受信機能が内蔵されています。
つまり、毎月のスマホ代というのは、機種代金を除いてSIMカードに対して支払っていることになります。
あんなに小さなSIMカードに対して毎月数千円も払っているのも納得のいかない話ではありますが、それがないと電話やインターネットが使えないことも事実なので支払うしか方法はありません。
そこで、今回の記事では、毎月のスマホ代を考えた場合、どのキャリアが一番安く抑えられるのかを比較してみました!
スマホ代を節約したい人は是非本記事を参考にしてください。
自分に合ったプラン
一概に、安く抑えると言っても、人によって捉え方は様々です。
毎月、スマホを多く使う人もいれば、あまり使わない人もいます。
そのため、スマホ代を抑える上で一番大切なことは、
自分に合ったプランを考えることです。
そこで今回は、以下の3つのパターンの人を前提に考えました!
パターン1:価格 > データ通信量 パターン2:データ通信量 > 価格 パターン3:データ通信量 = 価格
パターン1 は、とにかく価格重視でスマホ代を極力抑えたい人や家にWi-Fiがある上に外出が少なく月々の使用データ通信量が少ない人向けのオススメキャリアです。
パターン2 は、データ容量重視で、通信制限にかかるのが嫌な人や外出が多くWi-Fiなしでのスマホ利用が多い人向けです。
パターン3 は、パターン1とパターン2の中間くらいの人やイマイチ自分にあったプランがわからない人向けです。
それぞれのランキングは価格だけではなくキャンペーンや割引などの他の要因も考慮して 作成しています。
パターン 1
パターン1では価格重視でスマホ代を抑えたい人向けに以下の条件でランキングを作りました。
家にWi-Fiがあり、外出が少なくなっている社会を踏まえるとデータ通信量を1GB〜3GBの間で抑えることはそこまで難しくありません!
実際に私も月々のデータ通信量は3GBもいきません。
そのため、3GB以内 のデータ通信量で格安なキャリアがオススメです。
条件1:毎月の使用容量が1〜3GB 条件2:音声通話付SIM(電話番号があり通話することが可能)
*税込価格
1位 楽天モバイル
楽天モバイル の特徴は、格安SIMの他のキャリアは基本的にau、ドコモ、SoftBankのいずれかの回線を使っていますが、楽天は独自の回線を使用している ところです!
1位の理由としては、1GBまでの利用は0円だからです!
ちなみに、そこには5G対応と電話かけ放題も含まれています。
注意点は、料金が1GB以内で0円、3GB以内で1078円、20GB以内で2178円、それ以上で3278円と使用容量に応じて勝手に変動してしまうところ と楽天回線エリアが使えない場所があるところ です
そのため、契約の前にはしっかり確認することが重要です。
しかし、使用しないで持っているだけでは月々0円な上に、楽天市場のSPUが1倍上がる ので楽天ユーザーにはかなり嬉しいです。
家にWi-Fi等がある上、外でスマホをあまり使用しない人は毎月のスマホ代0円 を目指せるかもしれません。
・1GBまでの利用なら0円 ・楽天市場のSPUが上がる ・ポイントで支払いができる
・料金が使用容量に応じて変動する ・楽天回線が使えないエリアがある
2位 nuro mobile
最近CMなどで多く耳にすることが多い”nuro ” ですが、実はnuroはSONYが提供している 格安SIMキャリアです。
回線は、ドコモ・au・ソフトバンク回線から選択しますが、どれを選んでも料金は一定です。
料金は毎月のデータ容量3GBまでのプランで792円 とかなり格安です!
さらに、利用開始月の月額基本料金は0円や3日間の通信速度制限なしといった特典もあります。
同メーカーの提供する”nuro光”もかなり格安な料金設定になっているのでインターネット代金を抑えたい人はセットで申し込むことをオススメします!
・音声SIMの3GBでは最安値! ・SONYという大企業の安心感
3位 OCNモバイルONE
OCNモバイルONE はNTTが提供している格安SIMキャリアです。
月々の料金は、1GBコースで770円 、3GBコースで990円 、6GBコースで1320円 、、、と自分の容量使用度に応じて的確なプランが選択できます。
さらに、同メーカーが提供している” OCN光”を契約しているとスマホ代が毎月220円割引されます!
かけ放題も豊富な3種類から選択することができ、現在割引キャンペーン中です!
もちろんNTTからの格安SIMなのでドコモの回線を使用します。
そのため、回線の安定感と使用可能エリアも間違いないです!
・ドコモの回線を使っている格安SIMで一番通信速度が速い ・容量やオプションプランが充実(途中変更も可)
4位 BIGLOBE mobile
4位はBIGLOBE mobile です。
BIGLOBE mobile は1年間だけで考えると音声SIMの3GBでは最安値です!
2年以降は、1320円に値上がりしてしまうので、1年で他のキャリアに乗り換えるのがベストと言えるでしょう。
1年目は、1GBのプランも3GBのプランもともに770円 です。
オプションでは、YouTubeなどのデータ通信量が加算されない”エンタメフリープラン”も半年間無料で利用することができるので小容量でもスマホを最大限活用できます!
パターン2
続いては、パターン2です。
パターン2では、容量>値段です。
スマホの料金は安く抑えたいが、容量が無くなり、速度制限にかかるのがとにかく嫌な人はこのランキングを参考にしてください!
条件1:毎月の使用容量が3GB以上 条件2:音声通話付SIM(電話番号があり通話することが可能)
*税込価格
1位 楽天モバイル
ここでも1位は楽天モバイル という結果になってしまいました。
やはり価格という面で見ると楽天モバイルには太刀打ちができないというのが現状です。
しかし、前述したようにデメリットもあります。
急にメインを楽天モバイルにするというより、サブで一回使ってみて よかったらメインとして使うというのがオススメです!
実は、私もサブとして楽天モバイルを使っています。
・1GBまでの利用なら0円 ・楽天市場のSPUが上がる ・ポイントで支払いができる
・料金が使用容量に応じて変動する ・楽天回線が使えないエリアがある
2位 SoftBank(LINEMO)
現状、ドコモ・au・ソフトバンクから提供されている20GBのプランでは、ほとんど価格や品質に相違はありません。
そのため、選出は好みになってしまうのですが、個人的にはSoftBankのLINEMO のコスパがいいと感じたので2位にしました。
その理由しては、キャンペーンの手厚さです!
1万円あげちゃうキャンペーンでは他社からLINEMOに乗り換えると1万円分のPayPayボーナス が付与されます。
さらに、1年間、5分間の国内通話かけ放題が無料 であることも考慮すると現状一番お得に利用することが可能です。
また、LINEMOというだけあって、LINEの使用量は20GBに加算されません。
これは、日本人にとってはかなり嬉しい特典です。
・今乗り換えると1万円分のPayPayボーナスが貰える ・LINEの通信料はノーカウント
・キャリアメール・決済が使えない ・家族割が適用外 ・オンライン限定
4位 au(povo)/ドコモ(ahamo)
4位は同率でauのpovo とドコモのahamo です。
価格で見るとauの方が少し安いように見えますが、auには5分間のかけ放題はついていません。
一方、ドコモには5分間のかけ放題がデフォルトでついています。 (外すことはできません)
auに5分間のかけ放題をつけると税込550円 かかってしまいます。
そのため、電話をかける人はドコモの方がお得で、かけない人はauの方がお得ということになります。
いずれにしても大手キャリアなので、店舗でのサポートや保証は今まで通り行なえるので安心です。
パターン3
最後にパターン3です。
パターン3では、月々のデータ通信量を3GBで抑えるのは厳しいが、かといって20GBは多すぎるといったようなパターン2とパターン3の中間の立ち位置の人向けです。
条件1:毎月の使用容量が3GB以上20GB以下 条件2:音声通話付SIM(電話番号があり通話することが可能)
*税込価格
1位 HIS Mobile
HIS Mobileは最近出たての、かなり大注目のキャリアです!
HIS Mobileの特徴は10GB (1、3、5、7、10GB) までのデータ通信量を細かく設定できるプランと20GB まで一定金額で使用できるプランがあり、まさにパターン1とパターン2の両方の要素を併せ持つキャリアです。
また、両者のプランは”業界最安値”と謳っているだけあってかなり安いです!
1GBは590円 、3GBは790円 、5GBは1190円 、、、で利用できます。
20GBまでは2178円 でさらに月に70分までの無料通話付きです。
20GB以上利用したい場合は1GBを275円で追加購入することが可能 なので、いざという場合にも対応することができます。(最大100GBまで)
かけ放題のオプションも他社と比較して安いので、まさにこれから主流になりうるキャリアです!
・パターン1とパターン2の要素を併せ持つ ・今年の6/28から受付開始したフレッシュなキャリア
2位 LinksMate
LinksMateはスマホゲームを多くする人にオススメのキャリアです。
その理由は、大元の会社やスマホゲームを作っている会社だからです。
そのため、プランもゲームの通信量がカウントされないプラン などがあったり、ゲームと連携すると特典が貰えたりする のが特徴です。
また、データ通信量は100MBから最大で1TBまで選択可能です。
各データ通信量に対する料金も 1GBで737円 、2GBで770円 、3GBで902円 、、、と割安です。
ゲームをよくする方は、よりお得に利用できるのでぜひこの機会に利用してみましょう!
ゲームのデータ通信量がカウントされないオプションがある
3位 Y!mobile
言わずと知れた有名な格安SIMキャリアですが、Y!mobileも年々進化して、価格が安くなってきています。
基本的には、S、M、Lの3つのプランから選択する形式です。
料金はそれぞれ、Sの3GBは990円 、Mの15GBは2090円 、Lの25GBは2970円 です。
SoftBankのブランドであるY!mobileはもちろんSoftBankの回線を使っているので、通信速度の問題はないでしょう。
さらに、店頭での対応が可能なため、かなり安心して利用することができます。
・SoftBankブランドの安定感 ・データ1年間増量無料キャンペーンでお得に利用できる
4位 UQ mobile
Y!mobileと並び、有名なUQ mobileです。
UQ mobileはauの格安SIMブランドなので、auの回線を使用しています。
プランの設定はY!mobileと同様ですが、少し値段が高くなっています。
しかし、UQ電気を契約すると月々のスマホ代が割引され、Y!mobileと同額 で利用することができます。
auを使っている人は引き継ぎを簡単に行える上、auスマートパスプレミアム会員なら様々な特典を受けられるため、auユーザーで乗り換えを考えている方にはオススメです。
まとめ
上記で紹介したキャリアを実際に契約する時は、どれも3000円ほどの事務手数料 と400円ほどのSIMカード発行料 が発生することも念頭に置いておきましょう!
さらに、今年から法改正され大体どこのキャリアも2年縛りのルールや契約解除料や転出手数料が無料になりました!
そのため、現在では、様々なキャリアに簡単に乗り換えることができます。
1年に1回ペースでキャリアを乗り換える のが最もスマホ代を節約するポイントです!
最初は少し大変かもしれませんが、慣れてくればすぐ乗り換えられるようになるので、どんどん乗り換えて、スマホ代を節約しましょう!
事務手数料や契約解除料は一部例外があるので各キャリアの詳細を確認してください。